抜け毛が1日100本以上は危険信号。正常な抜け毛とヤバい抜け毛の見分け方

シャワーを浴びた後、排水溝にたまる黒い塊。朝起きた時、枕に散らばる短い毛。ふと床に目をやると、落ちている自分の髪の毛…。

「最近、抜け毛が増えた気がする…」
「これって普通なのか？それともハゲの始まりなのか？」

お前もそんな風に不安になったことはないか？
抜け毛は生理現象だ。誰だって髪は抜ける。だがその抜け毛には「正常な抜け毛」と、放置すれば確実に薄毛へと突き進む「ヤバい抜け毛」の2種類が存在するんだ。

今日は、お前がその不安から抜け出すために、あるいは本当の危機に気づくために、この2つの決定的な違いと、もしお前の抜け毛が「ヤバい」と判断された場合に今すぐ取るべき行動を教えてやる。
　

排水溝、枕元…抜け毛の本数を、本気で数えてみろ

まず基本からだ。一般的に健康な人でも1日に50本〜100本程度の髪の毛は自然に抜け落ちる。これはヘアサイクルにおける「休止期」を迎えた髪が、役目を終えて抜けていくだけの正常な新陳代謝だ。

だから抜け毛があること自体を気にする必要はねぇ。問題はその「本数」だ。

もしお前の抜け毛が明らかに1日100本を超えていると感じるなら、それは危険信号だ。特にシャンプー時の抜け毛が明らかに増えたと感じるなら要注意。

1日の抜け毛の約半分はシャンプー時に発生すると言われている。排水溝のネットにたまる髪の毛が、以前より明らかに濃くなっていたら、それは赤信号が点滅し始めたサインだ。

だがな、本数よりももっと重要な判断基準がある。それが「抜け毛の質」だ。
　

【毛根を見ろ】正常な抜け毛と、AGAによる「細く短い」抜け毛の違い

今すぐ床に落ちているお前の抜け毛を一本拾ってみろ。そしてその「毛根」のあたりをよく観察するんだ。

正常な抜け毛の特徴

正常なヘアサイクルを終えた健康な抜け毛にはこんな特徴がある。

毛根がマッチ棒のように丸くふくらんでいる。

色は白っぽいか透明。

髪の毛自体が太くしっかりしている。

　

POINTこれは髪が寿命を全うし、自然に抜け落ちた証拠だ。毛根の白い塊は「毛根鞘（もうこんしょう）」といって、髪と頭皮をつなぎとめていた組織の一部。これがちゃんと付いているなら心配はいらねぇ。

ヤバい抜け毛の特徴

一方、AGA（男性型脱毛症）などが原因で抜けてしまったヤバい抜け毛は、全く違う様相を呈している。

毛根がない、あるいは尖っていて細い。

毛根の先にベタっとした皮脂の塊が付いていることがある。

髪の毛自体が細く短い、産毛のような毛が多い。

　

Tips毛根がなかったり細かったりするのは、髪がまだ成長途中なのに無理やり引き抜かれたか、成長する力を失って抜け落ちたことを意味する。特に「細くて短い毛」がたくさん抜けている場合は極めて危険だ。それはヘアサイクルの「成長期」が異常に短縮され、髪が十分に育つ前に抜け落ちている典型的なAGAの症状だからだ。

お前の抜け毛はどっちだった？もし後者の「ヤバい抜け毛」が多いなら、お前はもう悠長なことを言っている場合じゃねぇ。お前の頭皮はすでに砂漠化へのカウントダウンを始めている。
　

抜け毛を減らすために、今すぐ始めるべき頭皮ケアとは

ヤバい抜け毛を減らすためにやるべきことはただ一つ。ヘアサイクルを正常化し、髪の「成長期」を守り抜くことだ。

そのためには、AGAの原因である悪玉男性ホルモン「DHT」の働きを抑制し、頭皮の血行を促進し、髪の成長に必要な栄養を毛根に届け続ける必要がある。

生活習慣の改善や食生活の見直しももちろん重要だ。だがすでにヤバい抜け毛が始まっているお前にとって、そんな悠長な対策だけではDHTの猛攻には到底追いつかねぇ。

必要なのは、もっと直接的で攻撃的な「頭皮への投資」だ。つまり、有効成分が配合された「育毛剤」を使うこと。育毛剤は頭皮環境を整え、血行を促進し、毛根に活力を与えることで、ヘアサイクルを正常な状態へと導くための最も現実的で効果的な武器なんだ。
　

まとめ：抜け毛の「質」を見ろ。それが、お前の頭皮の、未来だ。

抜け毛の本数に一喜一憂するな。見るべきはその「質」だ。細く短い毛根のない抜け毛は、お前の頭皮からの悲鳴だ。そのサインを無視すれば、数年後鏡の前で後悔するのはお前自身だ。

だが今気づけたならまだ間に合う。正しい知識を身につけ、正しい武器を選べば戦況はひっくり返せる。

下のリンクから、俺が本気で選び抜いた3つの育毛剤のレビューを読んでみろ。血行促進、先進成分、使いやすさ…。それぞれ特徴の違う武器がある。お前の頭皮の現状と抜け毛の質に合わせて、どの武器から試すべきかじっくり考えてみろ。それがお前の逆襲の第一歩だ。