【育毛剤の有効成分】グリチルリチン酸2Kとは？結局何に効くのか解説

お前、育毛剤の箱の裏側、見たことあるか？
そこには、まるで呪文みてぇなカタカナの羅列が、ビッシリと書き込まれている。

「グリチルリチン酸ジカリウム」
「センブリエキス」
「塩酸ジフェンヒドラミン」

…おいおい、ふざけてんのか？
こっちは、藁にもすがる思いで、なけなしの小遣いを叩いて、髪の未来を買おうとしてるんだ。
それなのに、こんな、何に効くのかサッパリわからん成分の名前だけ見せられて、「さあ、信じろ」と言われても、無理な話だろ。

だが、安心しろ。
お前が今まで、思考停止で頭皮に振りかけてきた、その液体の「正体」を、今日、俺が、完全に暴いてやる。
これらの「三大有効成分」が、それぞれ、どんな役割を持ち、お前の頭皮で、一体、何と戦ってくれているのか。
それを理解すれば、お前は、もう二度と、イメージだけのフワフワした広告に、騙されることはなくなる。
そして、本当に価値のある育毛剤を、自分自身の目で見抜く力が、手に入るはずだ。
　

育毛剤の「有効成分」とは、そもそも何だ？

まず、大前提からだ。
日本で売られている育毛剤は、大きく分けて「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の３つに分類される。
俺たちが、ドラッグストアやネットで、気軽に買える育毛剤のほとんどは「医薬部外品」だ。

そして、「医薬部外品」と名乗るためには、厚生労働省が「この効果、認めてやんよ」と許可した「有効成分」を、決められた濃度で、配合しなきゃならねぇ、というルールがある。

POINTつまり、これから解説する「三大有効成分」ってのは、国が「こいつらは、ちゃんと仕事するぜ」とお墨付きを与えた、いわば「育毛界の正規軍」なんだよ。

　

育毛の正規軍「三大有効成分」の正体を暴く

じゃあ、その正規軍の兵隊たちが、それぞれ、どんな武器を持って、お前の頭皮を守ってくれてるのか、見ていこう。

正規軍その１：【抗炎症担当】グリチルリチン酸ジカリウム（グリチルリチン酸2K）

こいつは、一言で言えば、「頭皮の火消し役」だ。
お前の頭皮は、お前が思ってる以上に、過酷な環境に晒されている。
紫外線、乾燥、間違ったヘアケア、ストレス…
これらの刺激によって、頭皮は、常に、小さな炎症、つまり「火事」が起きている状態だ。

火事が起きてる土地で、作物が育つと思うか？ 無理な話だ。
髪の毛も、同じだ。
炎症で荒れた頭皮じゃ、健康な髪なんて、生えるわけがねぇ。

グリチルリチン酸2Kは、この頭皮の「火事」を鎮火してくれる、極めて優秀な消防士だ。
漢方の原料としても知られる「甘草（カンゾウ）」から抽出される成分で、優れた抗炎症作用を持っている。

POINTこいつが、炎症を抑え、赤みやヒリヒリ感を鎮め、髪が育つための、穏やかで平和な「土壌」を、まず、確保してくれるんだ。

　

正規軍その２：【血行促進担当】センブリエキス

こいつは、「兵站（へいたん）部隊」だ。兵站、つまり、補給部隊だな。
髪の毛を作る「毛母細胞」は、いわば、最前線で戦う兵士だ。

兵士が戦うためには、何が必要だ？
そう、飯と弾薬だ。
髪の毛にとっての飯と弾薬は、「栄養」だ。そして、その栄養を運んでくるのが「血液」だ。

だが、俺たちオッサンの頭皮は、硬くなり、血行が悪くなりがちだ。
ライフラインである血流が滞れば、毛母細胞は、栄養不足で飢え、髪を作る力を失ってしまう。
そこで、登場するのが、このセンブリエキスだ。

POINT「千回振り出しても（煎じても）まだ苦い」ってのが、名前の由来らしいが、その苦味成分が、毛根の血管を拡張させ、血流をブワッと促進させる。
滞っていたライフラインを再開通させ、毛母細胞に、栄養という名の飯と弾薬を、ガンガン送り届けるんだ。

　

正規軍その３：【かゆみ止め担当】塩酸ジフェンヒドラミン

こいつは、「衛生兵」だな。
頭皮が乾燥したり、炎症を起こしたりすると、どうなる？

そう、ムズムズと、かゆくなる。
で、かゆいと、お前は、どうする？

無意識に、ガリガリと、爪を立てて掻きむしるだろ。
その行為が、どれだけ、お前の頭皮を傷つけ、バリア機能を破壊し、炎症を悪化させ、結果として、抜け毛を加速させているか、考えたことがあるか？

かゆみは、抜け毛の危険なサインであり、負のスパイラルへの入り口なんだ。

POINT塩酸ジフェンヒドラミンは、この「かゆみ」の原因となるヒスタミンの働きをブロックする、抗ヒスタミン成分だ。
つまり、かゆみの信号そのものを、遮断してくれる。

お前が、無意識に頭皮を傷つける「自傷行為」から、守ってくれる衛生兵なんだよ。
　

だが、守るだけでは、戦争には勝てない

どうだ？
「グリチルリチン酸2K」「センブリエキス」「塩酸ジフェンヒドラミン」。
こいつらが、いかに、お前の頭皮環境を守るために、重要な役割を果たしているか、理解できたはずだ。
炎症を抑え（火消し）、血行を促し（補給）、かゆみを止める（衛生）。
まさに、育毛の基本となる「守り」の布陣だ。

だから、この３つの有効成分が、しっかり配合されている育公剤を選ぶってのは、大前提として、絶対に間違っていない。

その代表格が、例えば「薬用 発毛促進剤モウダス」だ。

こいつは、この三大有効成分を、しっかりと配合し、育毛の基本を、真正面から、愚直に実行している。
まずは、基本に忠実な「守り」から固めたい、という堅実なヤツには、うってつけの選択肢だ。

＞＞育毛の基本。「守り」を固めるモウダスのレビュー記事はこちら
　
だが、ここで、思考停止するな。
守りを固めるだけでは、ジリ貧になるだけだ。戦争には、勝てない。
俺たちが欲しいのは、現状維持じゃなく、「逆転勝利」だろ？

そのためには、守りの正規軍だけでなく、敵陣に切り込み、城を落とすための「特殊部隊（プラスアルファの独自成分）」が必要なんだ。

その「攻め」の思想を、最も体現しているのが、例えば「プレミアムグローパワー」だ。

こいつは、守りの成分に加え、「C.T.P.（6-ベンジルアミノプリン）」**という、独自の「攻め」の有効成分を配合している。
こいつは、毛母細胞に直接働きかけ、「おい、もっと髪を作れ！」と、細胞分裂を活性化させる、まさに特殊部隊だ。

＞＞育毛の秘策。「攻め」を担うプレミアムグローパワーのレビュー記事はこちら
　

まとめ：正規軍の働きを理解し、特殊部隊を持つ製品を選べ

もう、お前は、成分表の呪文に、怯える必要はない。
「グリチルリチン酸2K」は、火消し役。
「センブリエキス」は、補給部隊。
「塩酸ジフェンヒドラミン」は、衛生兵。

まずは、この正規軍が、ちゃんと揃っているかを確認しろ。
その上で、お前が、どんな「勝ち方」をしたいのかを考えるんだ。

基本に忠実に、まずは守りを徹底的に固めたいのか？
それなら、三大有効成分をしっかり配合した「モウダス」のような製品が、お前の信頼できる相棒になるだろう。

守りだけでなく、さらに攻めに転じ、積極的に髪を育てたいのか？
それなら、「プレミアムグローパワー」のように、正規軍に加え、強力な「特殊部隊（独自成分）」を持つ製品を選ぶべきだ。

下のリンクから、それぞれの武器のレビューを読み比べ、お前の戦略に合った一本を見つけ出せ。
成分を制する者は、育毛を制する。
賢い男になれ。